シナネンHDのグループ会社はシェアサイクル「ダイチャリ」のメンテナンス拠点「エコベース」を設立

■日本初、シェアサイクルの利用で環境保全に貢献できる取り組み

 シナネンホールディングス<8132>(東1)は、グループ会社のシナネンモビリティPLUSが、千葉県千葉市と神奈川県川崎市の2カ所に、「ダイチャリ」のメンテナンス拠点「エコベース」を2月に設立し、実質再生可能エネルギー100%電力で供給を受けると発表した。「エコベース」で使用する電力には、エネルギーソリューションを提供するシナネンの提供する「環境配慮型シナネンでんき」の実質再生可能エネルギー100%メニューを採用する。

 さらに、シナネンの推進する環境保全プロジェクト「シナネンあかりの森プロジェクト」に参画。「シナネンあかりの森プロジェクト」は、毎月の電気使用量に対する0.01円/KWh(税込)を環境保全活動に寄付しており、さらに同額をシナネンも支援するプロジェクトである。これによりユーザーはシェアサイクル利用時に「ダイチャリ」を選ぶことで実質再生可能エネルギー100%の電力で充電された自転車を利用できるだけでなく、シナネンモビリティPLUSはエコベースの使用電力を「シナネンあかりの森でんき」にしたことで、ユーザーの利用が増えるほど、企業としても環境保全活動に貢献できることとなる。ユーザーがシェアサイクルに乗って移動するだけで環境保全に貢献できる取り組みは日本初の事例となる。

 モビリティPLUSは、排気ガスを出さない環境配慮型の交通インフラであるシェアサイクルの展開を通じて、SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」の達成に貢献していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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