【株式市場】日経平均は151円安、一時318円安から持ち直し海運株など高い

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◆日経平均は2万7371円11銭(151円15銭安)、TOPIXは1916.76ポイント(10.42ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億4382万株

 1月24日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNYダウ6日続落などを受け、トヨタ自<7203>(東1)などが安く始まったが、日本郵船<9101>(東1)などの海運大手はウクライナ情勢を受け「遠くの戦争は買い」とされて堅調、三井住友FG<8316>(東1)などは米利上げを先取るとされしっかり。日経平均は264円安で始まったが、午前10時前の318円93銭安(2万7203円33銭)を下値に下げ止まり、前引けにかけて持ち直し傾向となった。

 キャリアリンク<6070>(東1)が一段と出直り業績予想の増額を契機とした反騰に拍車。石川製<6208>(東1)はウクライナ情勢や台湾情勢などで連日出直り。リード<6982>(東2)は新技術による樹脂製品のスバル車採用で3日連続ストップ高。CYBERDYNE<7779>(東マ)は装着型サイボーグによるサイバニクス治療の認定国の拡大期待などで出直り継続。ASIANSTAR(エイシアンスター)<8946>(JQS)は株主優待の新設など好感され高い。

 東証1部の出来高概算は5億4382万株、売買代金は1兆3659億円。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は954銘柄、値下がり銘柄数は1123銘柄。

 また、東証33業種別指数は14業種が値上がりし、鉱業、海運、銀行、ガラス土石、繊維製品、水産農林、倉庫運輸、金属製品、保険、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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