ピックルスコーポレーションが新規事業を開始、子会社ピックルスファーム(仮称)を設立

ビジネス 万年筆 メモ

■安全・安心な原料野菜を継続的に生産調達し地域活性化などに貢献

 ピックルスコーポレーション<2925>(東1)は1月25日の16時前、子会社の設立と新規事業の開始を発表し、100%出資にて農作物の生産、加工及び販売などを行う株式会社ピックルスファーム(仮称)を2022年3月1日付で設立するとした。

■持続可能な農業経営を行うことにより、日本の農業にも貢献

 同社は、1977年の会社設立以来、浅漬、キムチを主力事業として、多くの皆様に愛される商品づくりを展開してきた。そして、『ご飯がススムキムチ』などの長年にわたり消費者の皆様からご支持いただける商品をラインナップに加え、更に、惣菜製品も展開してきた。

 近年は、新規事業として、当社独自の乳酸菌『Pne-12(ピーネ12)』を活用した商品や本格漬物を販売するEC事業や外食・小売事業を開始している。このような事業環境の中、今後の更なる当社グループの成長を見据えて、子会社を設立し、農業事業を開始することとした。

 白菜や胡瓜など国産野菜を原料として使用する会社として、野菜の生産から出荷まで、野菜の生産全体に関わることで、安全・安心な原料野菜を継続的に調達できることにより、会社の更なる成長が期待できることや、農業を通じた雇用の創出や地域活性化など、持続可能な農業経営を行うことにより、日本の農業に貢献できることなどを見込んでいる。

 また、将来的には、工場で発生する残渣(野菜くず)の堆肥化を行い、子会社で使用することで有効活用し、さらに、この堆肥を使用して栽培した野菜を製品に使用することで循環型農業に取り組んでいく。

 生産した野菜について、当面は、同社の所沢工場(埼玉県入間郡三芳町)や外食・小売事業を行う「OH!!!~発酵、健康、食の魔法!!!~」(埼玉県飯能市)において使用及び販売を予定しており、事業の進捗に合わせて、取り扱う工場の拡大などを検討していく。

【株式会社ピックルスファーム(仮称)】
<所在地>埼玉県入間郡三芳町(予定)
<代表者>同社代表取締役社長・影山直司氏
<事業内容>農作物の生産、加工及び販売
<資本金>3000万円
<設立年月日>2022年3月1日(予定)
<大株主・持株比率>当社100%
<上場会社と当該会社の関係>当社の100%出資子会社
(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■北海道大樹町で飛行、安全性と着地精度を実証  ホンダ<7267>(東証プライム)の研究開発部門で…
  2. ■自社で自動運転システムを持たない企業にも施工自動化を提供  日立建機<6305>(東証プライム)…
  3. ■年間約36万人が犠牲に、二輪事故対策が急務  豊田合成<7282>(東証プライム)は6月11日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る