KeePer技研は後場10%高、通期業績予想を減額しても3割増益など好感

■第2四半期の利益予想は増額修正

 KeePer技研<6036>(東1)は1月26日の後場寄り後に10%高の1910円(177円高)まで上げて出直りを強めている。25日の16時過ぎに第2四半期決算の予想と6月通期予想の修正を発表し、通期予想は売上高、各利益とも減額修正したが、株価は買い優勢。「トヨタ販売店へ製品導入が当初の想定以上に時間がかかることが判明」とした一方、「既存の新車ディーラーやSUBARUに対する販売は順調」としたことなどが評価されているようだ。

 第2四半期の予想営業利益(2021年7~12月・累計)は従来予想を5.4%上回る23.16億円の見込み(前年同期比27.5%増)とした。一方、6月通期の予想業利益は従来予想を9.3%下回る39.25億円の見込み(前期比29.9%増)とした。通期予想は減額修正だが前期比で3割増なら高拡大に変わりないとの受け止め方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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