【どう見るこの株】ウォンテッドリーは22年8月期大幅増収増益予想で1Q順調

どう見るこの株

 ウォンテッドリー<3991>(東マ、新市場区分グロース)は、ビジネスパーソンのためのビジネスSNSを運営している。22年8月期は大幅増収増益予想(1月14日に売上高を上方修正)としている。第1四半期は新規顧客獲得などで大幅増収増益と順調だった。通期は利益予想にも上振れの可能性がありそうだ。収益拡大基調だろう。4月4日移行予定の新市場区分についてはグロース市場に移行する。株価は第1四半期業績に対してネガティブ反応の形となったが、目先的な売りが一巡して出直りを期待したい。

■ビジネスSNS運営

 ミッションに「シゴトでココロオドル人をふやす」を掲げ、ビジネスSNS事業として、全てのビジネスパーソンのためのビジネスSNS「Wontedly」を運営している。

 サービス内容は、個人向けサービスとして会社訪問アプリ「Wontedly Visit」、およびつながり管理アプリ「Wontedly People」、ビジネス向けサービスとして「採用」サービス、および「エンゲージメント」サービス(社内報サービスのStory、チームマネジメントサービスのPulse、福利厚生サービスのPerk)を提供している。

 個人ユーザーおよび企業ユーザーは、これらのサービス間で「Wontedly」のアカウントを共通して利用できる。登録ユーザー数は21年8月期末時点で、個人ユーザーが約318万人、企業ユーザーが約4万社となっている。

 収益は「Wontedly Visit」への募集掲載などを管理する「採用」サービスから得られる月額基本利用料(サブスクリプション型のストック収益)やオプション利用料(フロー収益)、および「エンゲージメント」サービスの従量課金(フロー収益)などである。ストック収益比率は約8割である。

■22年8月期大幅増収増益予想で1Q順調

 22年8月期連結業績予想(1月14日に売上高を上方修正)は、営業収益が21年8月期比21.7%増の43億50百万円、営業利益が44.8%増の6億円、経常利益が35.7%増の5億50百万円、親会社株主帰属当期純利益が16.1%増の2億75百万円としている。

 第1四半期は、営業収益が前年同期比36.5%増の10億59百万円、営業利益が22.4%増の2億57百万円、経常利益が22.1%増の2億51百万円、親会社株主帰属四半期純利益が18.1%増の1億61百万円だった。

 新規顧客獲得が好調に推移し、広告費の増加などを吸収して大幅増収増益だった。ストック収益(基本プラン)は35%増の8億25百万円、フロー収益(オプション他)は40%増の2億34百万円だった。登録ユーザー数は個人が約330万人、企業が約4.2万社となった。

 第1四半期の新規顧客獲得が想定以上に好調だったため、通期予想は売上収益を従来予想に対して2億50百万円上方修正した。利益予想は据え置いた。投資対効果を見極めながら広告宣伝費の投下を進めるためとしている。ただし第1四半期の営業利益進捗率は42.8%と高水準であり、利益予想にも上振れの可能性がありそうだ。収益拡大基調だろう。

■株価は調整一巡

 株価は第1四半期業績に対してネガティブ反応の形となったが、目先的な売りが一巡して出直りを期待したい。1月25日の終値は1501円、時価総額は約141億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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