キッコーマンは株主優待の拡充など好感され堅調、「5000円相当のワイン」も選択可能に

キッコーマン

■1000株以上を3年以上継続保有の優待品目にワインを追加

 キッコーマン<2801>(東1)は1月28日の前場、8510円(150円高)まで上げた後も堅調で前引けも130円高だった。27日の17時、株主優待制度の変更(拡充)を発表し、優待を確保する買い拡大への期待が強まった。継続保有期間が3年以上になる株主への優待品目を新設し、2022年3月31日時点の株主名簿に記載された株主から適用する。

 保有株式数が100株以上1000株未満の株主の場合、現在は継続保有期間1年以上の株主に一律で「1000円相当の当社グループ商品」を贈呈しているが、新たに3年以上保有する場合「2000円相当の当社グループ商品」を贈呈することとした。

 また、1000株以上保有する株主で、かつ継続保有期間が3年以上の場合、現在は「3000円相当の当社グループ商品+2000円相当の株主様オリジナル調味料セット」など、5000円相当の優待4品目から1つ選択する方式だが、この選択肢に「5000円相当の当社グループ製造ワイン」を新たに加える。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部

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