ローソンは店内厨房を活用した「ゴーストレストラン」の実証実験を開始!注文を受けてから作る宅配調理事業に参入

■アプリ上の店舗名表記は別の店舗名(屋号)

 ローソン<2651>(東1)は1月27日、デリバリー専用として新たに開発した商品を、店内の厨房で調理して届ける「ゴーストレストラン」の実証実験を東京都内の1店舗で開始したと発表。

 このサービスは顧客がUber Eatsなどのアプリを通じて注文する仕組みで、店舗では注文を受けた後に調理を行うため、出来立ての商品をご提供する事が可能。同時に朝食やランチ需要に合わせて調理を行っている店内厨房の空き時間活用にもつながる。発売する商品は店舗で販売する商品とは別にデリバリーで人気の高いメニューを参考に開発をしている。また、アプリ上の店舗名表記は「ローソン」ではなく、顧客が好みの商品を選びやすいように商品に合わせた別の店舗名(屋号)となっている。

 今後の展開として、外食チェーン店のメニューなども取り入れながら、数ある店舗(屋号)の中から中華屋+カレー屋などをそれぞれ組み合わせる事で、エリアや個店毎のニーズにあわせた販売や飲食店が少ない地域のレストラン代わりにもなるデリバリーを目指していく。さらにデリバリー専用商品のラインナップを順次拡大しながら、2023年2月末に関東圏100店舗、2025年度に全国1000店舗への導入を視野に展開を進めていく。

 withコロナによって拡大・定着したデリバリーニーズに対して、現在2500店舗以上で展開しているデリバリーサービスと全国約8000店にある店内厨房を活用していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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