アイリッジが急伸、子会社フィノバレーが三菱電機とデジタル地域通貨事業などで提携

■デジタル地域通貨を用いた顔認証決済システムの実証実験を予定

 アイリッジ<3917>(東マ)は1月31日、急伸商状となり、午前10時にかけて16%高に迫る653円(88円高)まで上げ、大きく出直っている。28日の15時、連結子会社フィノバレーと三菱電機<6503>(東1)との資本業務提携を発表し、デジタル地域通貨事業やスマートシティ/スーパーシティ事業を推進するとしたため注目集中となった。下値圏からの出直りになり、値戻し余地は大との見方が出ている。

 フィノバレーは、デジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を中心としたフィンテック事業を展開。本提携を通じ、三菱電機の先端技術を組み合わせ、自治体向けの新たなデジタル通貨サービスを共同開発することに加え、三菱電機のデータ連携基盤と連携させたスマートシティ/スーパーシティ関連システムの構築やデジタル地域通貨を用いた顔認証決済システムの実証実験を2022年度中に開始する予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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