【株式市場】日経平均は195円高、米半導体株高など好感、好決算銘柄も高い
- 2022/2/1 12:06
- 株式投資News
◆日経平均は2万7194円66銭(192円68銭高)、TOPIXは1908.05ポイント(12.12ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増勢で7億3346万株
2月1日(火)前場の東京株式市場は、NY株式の大幅高、とりわけ半導体株指数SOXの5%高などが好感され、東京エレク<8035>(東1)などの値がさの半導体・電子部品株が軒並み高となったほか、業績・配当予想の増額修正が4度目の日本郵船<9101>(東1)など海運大手が活況高。自社株買いの特殊陶<5334>(東1)も活況高。日経平均は165円高で始まり、午前10時20分にかけて408円81銭高(2万7410円79銭)まで上げた。前引けにかけてはダレたが上げ幅200円近くを保ち続伸基調となった。
セブン&アイ・HD<3382>(東1)がそごう・西武を売却の観測報道を好感。ユニバンス<7254>(東2)は出直りを強め信用取引規制の緩和を受け最高益予想を買う相場が再燃の期待。Delta-Fly Pharma(デルタフライファーマ)<4598>(東マ)は新薬候補の臨床試験の進ちょく報告が買い材料視され中盤からストップ高。東映アニメ<4816>(JQS)はソニーG<6758>(東1)のゲーム子会社が米ビデオゲーム会社にM&Aと伝えられたことなどでゲーム、アニメ株に思惑買いとされ活況高。
東証1部の出来高概算は増勢となり7億3346万株、売買代金は1兆8691億円。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は1279銘柄、値下がり銘柄数は812銘柄。
また、東証33業種別指数は20業種が値上がりし、海運、陸運、電機機器、サービス、情報通信、空運、精密機器、証券商品先物、その他製品、小売り、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)