ブラザー工業は急反発、業績予想の増額修正や自社株買いなど好感される
- 2022/2/2 09:45
- 業績でみる株価
■第3四半期の税引前利益は21.8%増加
ブラザー工業<6448>(東1)は2月2日、反発基調で始まり、取引開始後は7%高の2196円(136円高)まで上げて大きく出直っている。1日の15時に第3四半期決算、3月通期業績予想の増額修正、自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが先行している。
第3四半期連結決算(2021年4~12月・累計、IFRS)は売上収益が前年同期比14.4%増加し、税引前利益は前年同期比21.8%増加など好調だった。3月通期の連結業績予想は、昨年11月時点の予想から売上収益を0.7%引き上げ、税引前利益は同5.8%引き上げた。
自社株買いは、上限株数550万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.11%)、上限金額100億円、期間は2022年2月2日から同年7月29日まで。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)