【株式市場】日経平均は一時471円高、NY市場での日本株全面高など好感され好決算銘柄も高い

東京証券取引所 株式市場

◆日経平均は2万7497円60銭(419円12銭高)、TOPIXは1930.62ポイント(34.56ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億6223万株

 2月2日(水)前場の東京株式市場は、NY上場の日本株がほぼ全面高となったことや、NY株の3日続伸などを受け、トヨタ自<7203>(東1)やソニー<6758>(東1)が時間とともに上げ幅を広げた。8四半期ぶりに営業黒字化のANAホールディングス<9202>(東1)や通期予想を増額修正した三越伊勢丹HD<3099>(東1)など好決算銘柄も高い。日経平均は224円高で始まり、午前11時過ぎに471円57銭高(2万7550円05銭)まで一段高。前引けも上げ幅400円台を保ち4日続伸基調となった。

 アシックス<7936>(東1)が12月決算予想の増額修正を好感されて一段と出直りを強め、TDK<6762>(東1)は31日発表の増額修正など好感され1月中下旬の下げを完全に回復。アライドテレシスHD<6835>(東2)は特別利益が好感され買い気配のままストップ高。

 アスカネット<2438>(東マ)は非接触・空中ディスプレイ式レジのセブンーイレブンでの実証実験に期待再燃しベンチャーファンドへの出資などが買い材料視され急反発。ワイエスフード<3358>(JQS)は福岡県の新型コロナ感染者数が頭打ちとされ客足回復期待などで出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は6億6223万株、売買代金は1兆6293億円。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は1978銘柄、値下がり銘柄数は157銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、空運、証券商品先物、鉄鋼、サービス、化学、電機機器、非鉄金属、ゴム製品、金属製品、銀行、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る