資生堂は業績予想の増額修正が好感され大きく出直る

■12月決算は営業利益が予想を30%上回る見込みに

 資生堂<4911>(東1)は2月4日、大きく出直って始まり、取引開始後は6%高の6290円(346円高)をつけ、このところの回復相場で高値に進んでいる。3日の15時に12月決算(2021年12月期)予想の売上高を除く増額修正を発表し、好感買いが先行している。

 発表によると、第4四半期に入り、新型コロナの再拡大にともない、売上高は日本を中心に一部の国、地域で想定を下回った。一方で、プロダクトミックスの好転による原価率改善や徹底したコストコントロールなどにより、連結営業利益は昨年11月に公表した予想を29.7%上回る見込みとなり、純利益も同40.0%上回る見込みとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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