住友商事が後場一段高、通期純利益と期末配当予想の増額修正など好感される

銘柄フラッシュ

■第3四半期黒字転換、3月期末配当を65円(前期比30円の増配)に

 住友商事<8053>(東1)は2月4日の後場、13時頃から強含み、1845円(39円高)まで上げて昨年来の高値を連日更新し、2018年10月以来の高値に進んでいる。13時に第3四半期決算と3月通期の予想連結純利益と期末配当の増額修正を発表し、好感買いが強まった。

 第3四半期連結決算(IFRS、2021年4~12月・累計)は、前年同期比で売上収益が19.8%増加し、各利益とも黒字に転換した。3月通期の連結業績予想は親会社の所有者に帰属する当期利益のみの開示で、これを、昨年11月公表分の3800億円から800億円増(21%増)の4600億円に修正した。3月期末配当も1株につき20円増額し65円の予定(前期実績比30円の増配)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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