【株式市場】日経平均は朝方の355円安から持ち直し236円安、金融株など高い

株式

◆日経平均は2万7203円66銭(236円33銭安)、TOPIXは1922.39ポイント(8.17ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億7075万株

 2月7日(月)前場の東京株式市場は、米国の利上げを巡る観測が再び強まったとされ、日経平均は112円安で始まった後354円67銭安(2万7085円32銭)まで下押す場面があった。中で、第一生命HD<8750>(東1)などの保険株や三井住友FG<8316>(東1)などの銀行株は金利上昇が追い風のため高く始まり次第高。業績予想を増額修正の三菱製鋼<5632>(東1)やミクシィ<2121>(東1)も高い。日経平均は前引けにかけて100円強の値戻しとなった。

 インタートレード<3747>(東2)が続伸一段高となり米国株投資の信用取引が7月から解禁との報道など買い材料視されたもよう。アスカネット<2438>(東マ)はセブン-イレブンでの非接触レジの実証実験などが好感され一段と出直り拡大。コスモスイニシア<8844>(JQS)は業績上振れ期待などで一段高。

 東証1部の出来高概算は6億7075万株、売買代金は1兆6012億円。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は819銘柄、値下がり銘柄数は1268銘柄。

 また、東証33業種別指数は14業種が値上がりし、保険、銀行、パルプ紙、石油石炭、鉱業、鉄鋼、不動産、医薬品、証券商品先物、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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