【話題株】塩野義製薬は新型コロナ経口薬の申請接近との見方強まり上場来の高値に迫る

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■来週中にも承認申請に進む可能性との見方が

 塩野義製薬<4507>(東1)は2月8日、一段と出直って始まり、取引開始後は5%高に迫る8350円(366円高)まで上げ、昨年11月につけた上場来の高値8439円に迫っている。7日15時30分に新型コロナ経口薬(飲み薬)の開発経過を発表し、一部報道では来週中にも承認申請に進む可能性が言われている。

 開発中の経口抗ウイルス薬(開発番号:S-217622、以下、「本治療薬」)について、第2/3相臨床試験のうちPhase 2a part(目標症例数:69例)の解析が完了し、本日その結果を公開したことなどを発表した。株式市場関係者からは、実際に承認申請が行われた時点で目先的な「材料出尽し」の売りが発生する可能性を指摘する声があるが、一方では、こうした局面での慎重姿勢は「買いたい弱気」で反落場面を待っているケースもあるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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