【株式市場】日経平均は一時212円高まで上げ116円高、鉄鋼、空海運、水産など高い

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7365円46銭(116円59銭高)、TOPIXは1936.03ポイント(10.04ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億2500万株

 2月8日(火)前場の東京株式市場は、日本航空<9201>(東1)などの空運株が空港での「水際対策」緩和への期待などで再び出直りを強め、米国の鋼材輸入関税の一部緩和期待などから日本製鉄<5401>(東1)などの鉄鋼株や日本郵船<9101>(東1)などの海運株も高い。日経平均は69円高で始まり、午前10時過ぎに212円46銭高(2万7461円33銭)まで上げた。前引けにかけても上げ幅100円台を保ち反発基調となった。

 マルハニチロ<1333>(東1)が大幅増益の四半期決算と業績予想の増額修正などを受けて活況高。さらに自社株買いなども発表したタカラトミー<7867>(東1)、丸一鋼管<5463>(東1)も活況高。マーチャント・バンカーズ<3121>(東2)はエゴサーチ(誹謗中傷対策)にも対応するコンプライアンスチェックシステムなどが注目され東証2部の値上がり率上位に。インパクトHD<6067>(東マ)は業績予想の増額修正が好感され急反発。KYCOM<9685>(JQS)も業績予想の増額修正などでストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億2500万株、売買代金は1兆4892億円。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は1357銘柄、値下がり銘柄数は722銘柄。

 また、東証33業種別指数は24業種が値上がりし、水産農林、海運、空運、陸運、鉄鋼、ゴム製品、銀行、非鉄金属、サービス、電力ガス、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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