アイペットHDは後場一段と強含む、通期純利益の黒字化予想など好感

■第3四半期は売上高27%増加し経常利益は86%増加

 アイペットホールディングス(アイペットHD)<7339>(東マ)は2月8日の後場寄り後に一段と強含み、5%高に迫る2300円(102円高)まで上げて出直り幅を広げている。7日の17時に第3四半期決算と3月通期業績予想の増額修正を発表し、通期の連結純利益(親会社株主に帰属する当期純利益)を黒字予想としたことなどが好感されている。

 第3四半期連結決算(2021年4~12月・累計)は、前年同期間比で売上高が26.7%増加し、経常利益は86.3%増加した。今期・22年3月期の連結業績予想は、売上高を据え置いたが、経常利益は従来予想の収支ゼロを2.5億円の黒字に見直し、純利益は0.5億円の赤字から0.8億円の黒字に見直した。株価は昨年12月につけた1987円を下値に出直り基調を続けており、この出直り過程での高値2356円(今年1月4日)を抜けば値動きが一段と軽くなるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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