トヨタは決算発表後ダレ模様、第3四半期は73%増益、グローバル販売台数を引き下げる
- 2022/2/9 16:09
- 業績でみる株価
■通期予想は税引前利益を増額修正、営業収益は下方修正
トヨタ自動車<7203>(東1)は2月9日の13時25分に第3四半期決算を発表し、期初から累計の連結業績(2021年4~12月、IFRS)は、売上高が前年同期比19.2%増の23兆2670億円となり、営業利益は同67.9%増の2兆5318億円、税引前利益は同73.1%増の3兆2376億円となった。
株価は発表直後に2375.5円(79.5円高)まで上げたが、その後は6.0円高まで値を消す場面を交えて売買交錯となっている。
通期の連結業績見通しは、グローバル販売台数を従来の855万台から825万台に下方修正し、売上高に当たる営業収益も従来の30兆円を29兆5千億円(前期比8.4%増)に見直した。営業利益は据え置き2兆8000億円(同27.4%増)、一方、税引前利益は増額修正し、従来予想の3兆4400億円を3兆5200億円(同20.0%増)に引き上げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)