ソレイジア・ファーマが25%高、今期黒字化の可能性を見込む好決算に注目集中

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■この2、3年で発売開始の新薬が拡大期に入り今下期も新薬

 ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)は2月10日、時間とともに上げ幅を広げて急伸商状となり、午前11時にかけて25%高の126円(25円高)まで上げ、昨年10月以来の120円台を回復している。9日の15時30分に発表した12月決算が各利益とも赤字半減となり、今期・2022年12月期は黒字転換の可能性を含む予想(レンジ予想)としたため注目集中となっている。この2、3年に発売を開始した新薬が拡大期に入り、本年度下半期での販売開始を見込むSP-02(日本)による収益などが加わる。

 2021年12月期の連結決算(IFRS基準)は、売上収益が前期比23.1%増加して5.59億円となり、税引前利益は24.42億円の赤字で前期の41.59億円の赤字から大幅に改善した。今期の予想はレンジ予想とし、売上収益が23億円から38億円(前期の3.8倍から6.3倍)、税引前利益は11億円の赤字から1.5億円の黒字、などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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