【銘柄フラッシュ】ネクストジェンなど急伸し本日上場の平山も順調
- 2015/7/10 17:01
- 株式投資ニュース
10日は、キッコーマン<2801>(東1)が3ヵ月ぶりに4000円台を回復して3.6%高となり、協和発酵キリン<4151>(東1)は3日ぶりに1600円台を回復して7.1%高となったほか、アステラス製薬<4503>(東1)が前場4%高となるなど、ディフェンシブ性のある銘柄の人気が再燃し、NTT(日本電信電話)<9432>(東1)も「goo」ブランドのスマートフォン「gooのスマホ」をさらに使いやすくするためのホームアプリ「gooのやさしいスマホ」発表などが好感されて3.7%高。トヨタ自動車<7203>(東1)は年配当利回り2.5%前後に注目する様子もあり0.3%高となった。
本日新規上場の平山<7781>(JQS、売買単位100株)は製造コンサルティングやアウトソーシング、人材派遣などを行い、9時52分に公開価格2130円を29.5%上回る2758円で初値をつけた。高値は前場に2783円、安値は後場の2440円で、終値も2440円となった。
新日本理化<4406>(東1)が低刺激性で肌にやさしい界面活性剤を開発と伝えられて14時頃から急伸し、16.7%高となって東証1部の値上がり率トップ。アプリックスIPホールディングス<3727>(東マ)は海外大手との提携交渉が進んでいるとの見方で14.5%ストップ高、日本エンタープライズ<4829>(東1)は昨日の中国株の混乱を受けた下げが全体に引きずられた異常値とされて急反発の5.4%高となり、アスカネット<2438>(東マ)も昨日は異常値とされて3.6%高の急反発。
乃村工藝社<9716>(東1)は8日発表の四半期決算が好感されて6.6%高となり約2週間ぶりに高値を更新。原弘産<8894>(東2)は正午過ぎに四半期決算を発表して一段高となり13.2%高、ネクステージ<3186>(東1)は13時に発表した四半期決算を好感して6.5%高と上値を追い、ネクストジェン<3842>(JQG)はすべてのモノをネットでつなぐ「IoT」関連株などを物色する動きに乗り20.5%ストップ高。上場4日目の富士山マガジンサービス<3186>(東マ)は11.1%高の急反発。