INPEXが再び一段高、引き続きウクライナ情勢など買い材料に2020年以来の高値

■NY原油94ドル乗せなどで資源株高への期待が再燃

 INPEX<1605>(東1)は2月14日、再び一段高で始まり、取引開始後は6%高の1215円(72円高)まで上げ、約1週間ぶりに昨年来の高値を更新し、2020年以来の1200円台に進んでいる。引き続き、ロシア・ウクライナ情勢を巡る緊迫感などによる原油高、天然ガス高、などが買い材料視され、材料株妙味が再燃している。

 NY原油相場は米国11日に一段と上げ、WTI先物が94ドル台/バレルに乗り2014年9月以来の高値に進んだと伝えられた。ロシア・ウクライナ情勢を巡っては、北京オリンピック期間中の侵攻はないとの見方が多いようだが、いぜん目の離せない要因とされている。

  前週末にWTI先物が一時2014年10月以来の高値になる88.84ドル/バレルをつけたと伝えられた。また、欧州市場でも27日に北海ブレントが2014年以来の高値になる90ドル台をつけたと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る