【株式市場】日経平均は616円安、大幅反落だが後場は2万7000円を割らず底堅い

◆日経平均は2万7079円59銭(616円49銭安)、TOPIXは1930.65ポイント(31.96ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億7981万株

 2月14日(月)後場の東京株式市場は、JR東海<9022>(東1)が一段強含んで始まり、ANAホールディングス<9202>(東1)や日本郵船<9101>(東1)は持ち直して始まり堅調に転換。日経平均は前引けを100円近く上回る635円安で始まり、回復力は鈍いが2万7000円を割らずに推移した。NTT<9432>(東1)も次第に強含み、日経平均は大幅反落だが後場は底堅かった。

 後場は、日本製鉄<5401>(東1)やトヨタ自<7203>(東1)も持ち直し気味に推移し、TOPIX(東証株価指数)への高寄与度銘柄が買い直されているとの見方。音通<7647>(東2)は営業・経常利益の増額修正が好感され一段高。

 アスカネット<2438>(東マ)は引き続きセブン-イレブンでの非接触・空中表示レジ実証試験が材料視され活況続伸。ジーニー<6562>(東マ)は第3四半期決算など材料視され一段高。Lib Work<1431>(東マ)は第2四半期決算など好感され本日の高値圏で推移。ヒーハイスト精工<6433>(JQS)は本日の発表を前に期待強まり一段と強含んだ。

 東証1部の出来高概算は13億7981万株(前引けは7億829万株)、売買代金は3兆1992億円(同1兆6420億円)。1部上場2182銘柄のうち、値上がり銘柄数は507(前引けは348)銘柄、値下がり銘柄数は1606(同1766)銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種(前引けはは3業種)が値上がりし、鉱業、石油石炭、不動産、建設、電力ガス、小売り、銀行、海運、が値上がりした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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