ヒーハイスト精工の第3四半期は売上高が38%増加し各利益とも黒字転換
- 2022/2/14 16:35
- 決算発表記事情報
■直動機器が半導体業界向けなどに大幅増加し、精密部品加工はレース用部品を中心に拡大
ヒーハイスト精工<6433>(JQS)が2月14日の15時に発表した第3四半期の連結決算(2021年4~12月・累計)は、売上高が前年同期比37.7%増加して20.54億円となり、営業、経常、純利益は黒字に転換し、営業利益は2.18億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は1.56億円だった。
主力製品である直動機器事業は、中国市場の新型コロナウイルス感染症による影響に改善が見られたことや、半導体業界を中心に市場からの引き合いが強まり、自動化、省人化の流れがコロナ禍で更に加速したことなどから、売上高が69.7%増加した。また、精密部品加工事業は、カーレース用部品を中心に売上高が24.2%増加した。
2022年3月期の連結業績予想については、21年8月に業績予想の上方修正した予想を継続し、売上高は26.22億円(前期比16.6%増)、営業利益は2.46億円(前期の2.8倍)、親会社株主に帰属する当期純利益は1.83億円(同4.4倍)。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)