久光薬マド開け急落、売方が攻勢、26週線接近で売方の出方ポイント

株式市場 銘柄

チャート7 決算発表の久光製薬<4530>(東1・売買単位100株)は、195円安の4555円と大きい窓開けして寄付き9時半にかけて265円安の4485円まで下げた。前場引けは230円安の4520円とほぼ安値圏で取引を終えた。前週末に発表の今2月期(3~5月)は前年同期比25.0%の営業増益だったが、通期予想に対する進捗率が20.9%と目安となる25%に届かなかったことで短期筋の見切り売りに繋がった。

 今2月期の1株利益は213.6円(前期219.3円)、配当は年80円の見通し。年初来高値5360円(4月9日)に対し約16%の下げで週足26週線(4759円)に接近している。絶対株数は多くないが、信用売残(空売り)が信用買残を大きく上回っており、これから売方がさらに売り攻勢にでるか、あるいは買い戻しに出るかがポイントといえる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■7日間摂取試験でBCAAやタウリン増加、血液健全性を維持  吉野家ホールディングス<9861>(…
  2. ■日本味と匂学会で優秀発表賞を受賞、応用研究に期待  花王<4452>(東証プライム)は9月24日…
  3. ■GHG削減価値をデジタル証書化、荷主に割り当て  商船三井<9104>(東証プライム)は9月19…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る