■株高につながりやすい案件として注目集まる
富士ソフト<9749>(東1)は2月18日、4日続伸基調となり、5400円(180円高)まで上げた後も堅調で今年1月5日以来の5400円を回復している。17日午前、上位株主3D OPPORTUNITY MASTER FUNDからの株主提案に反対するとの意見表明を発表し、買い材料視された。こうしたケースは株高につながりやすいとされ、「当事者どちらにとっても株高歓迎になることが多く、株価が上がれば和解に向けた環境も整ってくる」(市場関係者)といった見方で株高に期待する様子がある。2022年3月11日開催予定の第52回定時株主総会に向けた提案とし、この日に向けて思惑買いが増幅する期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)