【株式市場】日経平均は110円安、米ロ外相会談への期待で後場一段と持ち直す

東京証券取引所

◆日経平均は2万7122円07銭(110円80銭安)、TOPIXは1924.31ポイント(6.93ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億2566万株

 2月18日(金)後場の東京株式市場は、米ロの外相が来週中にも会談と伝えられ、日経平均は一段と戻して始まり、13時半にかけて16円71銭安(2万7216円16銭)まで回復した。日本製鉄<5401>(東1)や日本郵船<9101>(東1)などが一段高で始まり、海運株は大引けにかけて一段高。半面、ソニーG<6758>(東1)や東京エレク<8035>(東1)は戻しきれず一進一退。日経平均は大引け2日続落だが下げ幅は100円台にとどまった。

 後場は、朝日インテック<7747>(東1)が業績上振れ期待など言われて一段高となり、加地テック<6391>(東2)は水素供給機器事業への期待に加え値動きが人工的とされ一段高。Jフロンティア<2934>(東マ)は薬の宅配関連事業などに注目強まり一段高。ウルトラファブリックHD<4235>(JQS)は自動車シート向け合成皮革のEV向け拡大期待などで一段高。ジーダット<3841>(JQS)は増配と株式分割が好感されストップ高。

 東証1部の出来高概算は11億2566万株(前引けは6億473万株)、売買代金は2兆8069億円(同1兆5110億円)。1部上場2182銘柄のうち、値上がり銘柄数は916(前引けは780)銘柄、値下がり銘柄数は1166(同1279)銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種(前引けは12業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、輸送用機器、医薬品、鉄鋼、その他製品、不動産、情報通信、食料品、小売り、倉庫運輸、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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