【株式市場】日経平均は211円安、NY休場を前に後場は小動きに終始

東京証券取引所

◆日経平均は2万6910円87銭(211円20銭安)、TOPIXは1910.68ポイント(13.63ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億3859万株

 2月21日(月)後場の東京株式市場は、バリュー株の循環買いなどとされて日本製鉄<5401>(東1)などの鉄鋼株が中盤から一段高となり、日本郵船<9101>(東1)などは下げ幅を縮小。日清オイリオG<2602>(東1)は値上げなど好感されて一段と強含む場面を見せて堅調。一方、日経平均は取引開始から大引けまで220円安の2万6900円前後で小動きに終始し、今夜のNY株式がプレジデンツデー休場ということもあり様子見の雰囲気のまま3日続落となった。

 後場は、インテリジェントウェイブ<4847>(東1)が一段と反発幅を広げ、米社のセキュリティインテリジェンス製品の取り扱い開始など好感。バイク王&カンパニー<3377>(東2)は業績拡大傾向等への評価再燃とされ再び出直り、アスカネット<2438>(東マ)は信用取引規制をハネ返すように中盤から持ち直し反発。グロームHD<8938>(JQG)は提携病床数の拡大などが材料視され中盤に一段と強含んだ。

 東証1部の出来高概算は9億3859万株(前引けは5億2590万株)、売買代金は2兆3068億円(同1兆3314億円)。1部上場2182銘柄のうち、値上がり銘柄数は621(前引けは533)銘柄、値下がり銘柄数は1466(同1549)銘柄。

 また、東証33業種別指数は4業種(前引けは6業種)が値上がりし、鉄鋼、銀行、情報通信、小売り、が高かった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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