日産自動車は行動データを元に旅行先や立ち寄り先を提供する「トラベルトリガー」サービスの実証実験を開始
- 2022/2/21 17:12
- プレスリリース
■独自開発の提案機能で好みに合う旅行先を提供
日産自動車<7201>(東1)は2月21日、同社が独自開発した提案機能を用いて、顧客の行動データを元に、好みに合う旅行先や立ち寄り先を提供する「トラベルトリガー」サービスの実証実験を2月21日から3月31日までの期間で実施すると発表。
■「トラベルトリガー」サービスの実証実験を開始
日産自動車は、クルマやそれ以外での移動も含めた顧客の総合的な行動データや趣味嗜好を機械学習し、分析することにより、個々のライフスタイルをもとに、一人ひとりの好みに合う体験が可能な旅行先や立ち寄り先を提案する「トラベルトリガー」サービスの開発に取り組んでいる。
2020年から進めている実証等で得た知見を反映した提案機能を開発し、新たな実証実験を実施する。今回は、新規開発したこの提案機能を用いて、旅行計画アプリ「NAVITIME Travel」(提供元:株式会社ナビタイムジャパン)上で、顧客の行動データや趣味嗜好に基づき、それぞれの好みに合った旅行先や立ち寄り先を提供する。
今回の実証実験では、参加した顧客に、日産自動車が提案機能を通じて提供した内容を評価していただくことにより、「トラベルトリガー」の商用化実現に向けた提案機能の技術改善、提案タイミングや提案方法などの検証を行う。
また、日産自動車は、CASEに対応した新たなビジネスモデルの企画開発も進めており、「トラベルトリガー」を含めて、将来的には多様な業種とのパートナーシップを通した、集客、広告、観光等の新たなサービスビジネスの展開も視野に取り組んで行くという。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)