住友金属鉱山が続伸基調で始まる、3月期末配当予想を36円増配し145円に

株式市場 銘柄

■国際金相場の上昇などとともに買い材料視される

 住友金属鉱山<5713>(東1)は2月24日、続伸基調で始まり、取引開始後は5580円(168円高)まで上げ、2月15日につけた2007年以来の高値5730円に向けて出直りを続けている。朝の取引開始前に3月期末配当の増配と中期計画などを発表、国際金相場の上昇などとともに買い材料視されている。

 24日朝8時30分、今3月期末配当を前回発表予想の1株当たり109円に対し36円増配し、145円に修正することなどを発表した。2022年2月22日にチリ共和国シエラゴルダ銅鉱山に係る権益の全保有持分を譲渡し,業績に寄与することなどが要因。年間配当金は前回発表予想に比べ36円増配の258円となる予定とした。

 また、同社は金鉱山も保有するため、ウクライナ情勢の緊迫化を受けて国際金相場が再び値上がりしていることも買い材料視されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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