石川製はストップ高のあと急激に値を消す、ロシアがウクライナに攻撃開始だが投資家は短期で手を引く姿勢

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■防衛株が一段高、石川製は一時26%高、細谷火は22%高

 2月24日の後場、防衛関連株の石川製作所<6208>(東1)や細谷火工<4274>(JQS)が一段と上げて急伸商状となり、石川製作所は14時にかけて一時ストップ高の400円高(26%高の1937円)まで上げる場面があり、細谷火工は一時22%高(298円高の1679円)まで上げた。ロシアがウクライナに攻撃開始と伝えられ、思惑買いが膨らんだ。

 ただ、石川製はストップ高に進んだ後、急激に値を消す場面を見せて売買交錯となっている。株式市場関係者からは、「ロシアが行動を起こしたことで、次の焦点はアメリカがどのように動くかだが、米露の直接的な軍事衝突は考えにくい。防衛関連株の買い手はプーチン大統領と異なり『短期決戦』ですぐに手を引く構えなのではないか」といった見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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