【話題株】小型株の代表格、ユーグレナ堅調、CYBERDYNE新安値で明暗

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小型人気株の代表格であるユーグレナ<2931>(東1・売買単位100株)CYBERDYNE<7779>(東マ・売買単位100株)が、10日の相場で明暗を分ける展開となっている。

ユーグレナが前日比20円安の1522円に対し、CYBERDYNEは189円安の2785円と大きく下げ8月につけた年初来安値2862円を切って安値を更新している。

業績面において、ユーグレナは黒字が続いているのに対し、CYBERDYNEは赤字続きでしかも今期を減額するという違いはある。また、ユーグレナは1部市場に昇格し黒字という点から機関投資家の買いが見込めるという違いもある。

とくに、12日払込で700万株の公募増資を控えているCYBERDYNEには師走相場特有の短期資金が入り難いという事情もある。

もっとも、「昨年の今ごろは同じようにユーグレナも公募増資で上値を押さえられ冴えない動きだった。増資後の約半年から本格的に動きだしているのでCYBERDYNEも中期的には期待できる」(中堅証券)との見方だ。

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