【株式市場】ギリシャ支援の再開など好感し先物高にサヤ寄せしほぼ全面高

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万391円74銭(301円97銭高)、TOPIXは1637.10ポイント(23.59ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億8438万株

チャート15 14日前場の東京株式市場は、EU(欧州連合)のギリシャ支援が確定的になり、日経平均先物の夜間取引が午前3時の売買終了にかけて昨日の日経平均の終値比300円高の水準まで急伸したため、ファナック<6954>(東1)が435円高で始まるなど、朝一番から主力株が裁定取引の買いなどで先物にサヤ寄せする展開となった。上海市場は反落と伝わったが影響は限定的のようで、日経平均は10時前に345円76銭高(2万435円53銭)まで上げ、前引けも301円97銭(2万391円74銭)だった。

 岩田社長逝去の任天堂<7974>(東1)は軟調だが、証券株や銀行、保険株も高く、業績予想を増額修正した松屋<8237>(東1)や営業利益大幅増の観測報道が出たベクトル<6058>(東1)、ブロック崩しの新ゲームを発表したイグニス<3689>(東マ)なども高い。

 東証1部の出来高概算は13億8438万株、売買代金は1兆3986億円。1部上場1888銘柄のうち、値上がり銘柄数は1708銘柄、値下がり銘柄数は135銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、証券・商品先物、非鉄金属、保険、ゴム製品、鉄鋼、などとなっている。

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