NTTが逆行高、BMW車で日本初の5Gコネクテッドカーサービスを開始
- 2022/3/2 11:03
- 材料でみる株価
■TOPIXに効く銘柄とされ全体相場の下値を支える形に
NTT(日本電信電話)<9432>(東1)は3月2日、3347.0円(18円高)まで上げた後も堅調で、日経平均の300円高などに逆行し続伸基調となっている。3月1日付で、傘下のNTTドコモと独の乗用車大手BMW(ビー・エム・ダブリュー株式会社、以下:BMW)が日本初の5GおよびコンシューマeSIMに対応したコネクテッドカーサービスを同日開始と発表し、注目されている。同社株はTOPIX(東証株価指数)に効く銘柄とされ、全体相場の下値を支える形になっている。
発表によると、BMWの車両に5GモジュールとコンシューマeSIMを搭載してモバイル通信を利用可能にする仕組みを共同開発し、スマートフォンとBMW車両をBluetoothで接続することなく車内での音声通話やインターネット通信をより快適にご利用いただけることになったという。対象車種は『BMW iX』および『BMW i4』で、コネクテッドカーとして初めてドコモの「ワンナンバーサービス」に対応した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)