【株式市場】日銀の政策会合など控え高値もみ合いだが分割銘柄など高い

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は2万385円33銭(295円56銭高)、TOPIXは1638.71ポイント(25.20ポイント高)、出来高概算(東証1部)は24億6268万株

チャート15 14日後場の東京株式市場は、この日から15日にかけて日銀の金融政策決定会合があり、夜には米国の小売り売上高が判明し、明日は中国の4~6月GDP(国内総生産)の発表があることなどが言われて積極的にポジションを取る様子がないようで、日経平均は前場の高値である345円76銭高(2万435円53銭)に迫る水準で小動きを続けた。上海株は軟調。ただ、引き続き自動車株や機械、電気・精密、銀行、証券株などが高く、東芝<6502>(東1)は7日ぶりに高い。

 後場はエクセル<7591>(東1)三信電気<8150>(東1)が旧・村上ファンドの村上世彰氏の保有などを思惑材料に一段強い展開となり、ガリバーインターナショナル<7599>(東1)は13日の決算発表などが好感されて一段ジリ高となった。ファステップス<2338>(東2)は10日の発表などが材料視されて2日連続ストップ高となり、マルマエ<6264>(東マ)は正午前に上場来初配当と株式分割を発表し急伸ストップ高。フォーサイド<2330>(JQS)は電子書籍の新プラットフォーム開始が言われてストップ高。

 東証1部の出来高概算は24億6268万株(前引けは13億8438万株)、売買代金は2兆6590億円(同1兆3986億円)。1部上場1888銘柄のうち、値上がり銘柄数は1694(同1708)銘柄、値下がり銘柄数は147(同135)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前引けに続いて全33業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、証券・商品先物、非鉄金属、ゴム製品、鉄鋼、石油・石炭、パルプ・紙、その他金融、卸売り、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  2. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  3. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  4. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  5. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  6. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る