ラピュタロボティクスは日本ロジテムのEC向け倉庫に「ラピュタPA-AMR」を導入

■物流倉庫向け協働型ピッキングアシスタントロボット

 ロボティクスプラットフォームを提供するラピュタロボティクスは3月3日、付加価値の高い3PLサービスを提供している日本ロジテム<9060>(JQS)と、物流倉庫向け協働型ピッキングアシスタントロボット(PA-AMR)を日本ロジテムのEC向け倉庫に導入することで合意したと発表。日本ロジテムでは、今後別拠点へもPA-AMRの導入を予定している。同提供は、ラピュタロボティクスにとって初のEC向けの物流現場へのPA-AMR導入となる。

■汎用性と柔軟性が高く3PLの事業特性にマッチ

 日本ロジテムは、新型コロナウイルスによる消費行動の変容や逼迫する物流需要、労働人口の減少による人員不足などへの対策として、自動化ソリューションを活用した省人化・省力化の術を模索していた。しかしながら、高額で大規模な自動化ソリューションは、3PL事業として費用回収のリスクが高く導入することが難しい状況だった。そのような状況下、ラピュタロボティクスが提供するPA-AMRは、汎用性と柔軟性が高く3PLの事業特性にマッチしている点を評価、導入を決定した。

 PA-AMRは倉庫のピッキング業務を作業者と協働で運用し、従来作業者が行っていた運搬業務の置き換えや、ピッキング順序の最適化などを図ることで、作業者の負担削減と生産性の向上を図るソリューション。日本ロジテムが運営するEC向けの出荷オペレーションにPA-AMRを導入し、従来のオペレーションの生産性向上と、今後見込まれる需要の拡大に備えたピッキング運用の構築を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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