NTTが5日続伸、国際情勢に左右されにくいディフェンシブ銘柄として退避資金が流入の見方
- 2022/3/4 09:51
- 材料でみる株価
■ドコモ販売店の合理化観測や独BMWとの連携なども注目材料に
NTT(日本電信電話)<9432>(東1)は3月4日、5日続伸基調で始まり、取引開始後は3418.0円(34.0円高)まで上げて昨年来の高値を更新し、株式分割を考慮した2000年以降の最高値に進んでいる。国際情勢に左右されにくいディフェンシブ銘柄の顔があり、退避資金が流入しているとされるほか、直近は、「ドコモ販売店100店閉鎖、来年度、オンライン手続き導入で」(日本経済新聞3月3日付朝刊)と伝えられ、合理化の進展に期待する動きも強まっている。
また、3月1日付で、傘下のNTTドコモと独の乗用車大手BMW(ビー・エム・ダブリュー株式会社、以下:BMW)が日本初の5GおよびコンシューマeSIMに対応したコネクテッドカーサービスを同日開始と発表し、新たな展開として注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)