青山商事は次第高、2月の既存店売上高5ヵ月連続増加し注目強まる

青山商事 8219 AOYAMA

■ビジネススーツの低迷が言われる中で意外感

 青山商事<8219>(東1)は3月10日、次第高の反発基調となり、午前10時20分にかけて9%高の593円(50円高)まで上げて下値圏から出直っている。7日に発表した月次の「売上推移速報」(2月分)が好調で、ビジネスウェア事業の既存店売上高は前年同期比4.8%増加し、5ヵ月連続増加。全体相場の大幅反発とともに注目し直されている。

 2月のビジネスウェア事業は、既存店売上高が5ヵ月連続増加し、期初からの累計では前年同期間比13.9%の増加となった。同事業の全店売上高は2月に小幅ダウンしたが、期初からの累計では同6.8%増加した。テレワーク浸透などによりビジネススーツの低迷が言われて久しいが、既存店の増勢が続く事業は他業態も含めて多くないとして注目し直されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る