日揮HDが一段高、米国でLNG増産の動きと伝えられ今年の高値を更新
- 2022/3/11 09:49
- 材料でみる株価
■ロシアのウクライナ侵攻が始まった直後から急激に出直る
日揮ホールディングス(日揮HD)<1963>(東1)は3月11日、続伸基調で始まり、取引開始後は8%高に迫る1340円(99円高)まで上げて今年の高値を更新、昨年5月以来の1300円台に進んでいる。石油化学プラントの大手で、「米エネ大手、LNG6割増産」(日本経済新聞3月11日付朝刊)と伝えられ、買い材料視されている。
第3四半期の連結決算(2月10日発表)は前年同期比で売上高が4.8%増加し、営業利益は11.5%減だった。株価は発表後軟調だったが、ロシアのウクライナ侵攻が始まった直後から急激に出直っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)