【株式市場】日経平均は一時117円高まで上げ77円高、資源株は安いが半導体株など堅調

◆日経平均は2万5385円11銭(77円26銭高)、TOPIXは1828.26ポイント(15.98ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億92万株

 3月15日(火)前場の東京株式市場は、東京エレク<8035>(東1)が中盤から高くなるなど、半導体関連株が米NASDAQ続落の割に強く、円相場の5年ぶり円安を受けてホンダ<7267>(東1)などもしっかり。日経平均は79円安で始まった後116円61銭高(2万5423円95銭)まで上げ、ロシア・ウクライナの4度目の停戦協議が15日も継続とされたことなどで資源株や海運株が安いため午前11時前に再び小安くなったが前引けは堅調さを取り戻した。

 ダイヤモンドエレ<6699>(東1)が家庭用のEV充電ユニット開発など材料視されて急伸。マネジメントS<7033>(東1)は四半期決算など好感され急伸。フレンドリー<8209>(東2)は株主優待の再開など好感され気配値のまま2日連続ストップ高。フロンティアインタ<7050>(東マ)は四半期決算の大幅増益など好感されストップ高。プラコー<6347>(JQS)は業績上振れ期待など言われて一段と出直りストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億92万株、売買代金は1兆4535億円。1部上場2180銘柄のうち、値上がり銘柄数は1655銘柄、値下がり銘柄数は443銘柄。

 また、東証33業種別指数は25業種が値上がりし、保険、輸送用機器、食料品、空運、化学、ゴム製品、ガラス土石、電力ガス、パルプ紙、繊維製品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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