■『サステオ』、トラックや耐久レース車、旅客機に相次いで提供
ユーグレナ<2931>(東1)は3月24日、2日続伸基調となり、取引開始後は6%高に迫る814円(45円高)まで上げて2月17日以来の800円台を回復している。このところの原油高を受け、代替使用として同社の次世代バイオディーゼル燃料の普及が促進されるとの見方があり、注目し直されている。23日付では、商船三井ロジスティクスグループがユーグレナの次世代バイオディーゼル燃料を用いたトラックの運行を開始と発表した。
3月22日には、「スーパー耐久レース2022全戦でマツダ車両に次世代バイオディーゼル燃料『サステオ』供給」と発表した。また、同16日には、フジドリームエアラインズ(静岡県静岡市)が、「定期旅客運送を行うエアラインとして初めて、ユーグレナ社の製造・販売するバイオジェット燃料『サステオ』を使用しチャーター運航を実施した」と発表した。原油高、燃料高により、同社の次世代バイオディーゼル燃料のコスト競争力も相対的に向上してきたとみられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)