ジーニーが一段高、業績好調で株主優待の3月開始なども好感、4ヵ月ぶり1000円台に進む

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■売上総利益などは第3四半期で前通期を上回る規模に

 ジーニー<6562>(東マ)は3月24日の前場、一段高となり、前引けにかけて14%高に迫る1057円(126円高)まで上げて今年の高値を大きく更新し、昨年11月以来、ほぼ4ヵ月ぶりの1000円台に進んだ。第3四半期の連結決算(2021年4~12月・累計)が売上総利益、営業利益とも前通期を上回る規模にまで大幅に増加し、業績拡大期待が強い上、気象庁HPの広告運用事業を受託するなどの新しい取り組み、株主優待の開始、などが注目され買い材料視されている。

 第3四半期決算では、マーケティングSaaS事業が4Q(第四四半期)に黒字化する見通しとした。通期業績への期待が一段と強まった。また、株主優待制度を新設し、2022年以降、毎年3月末日現在で300株以上を保有する株主を対象に、「ジーニー・プレミアム優待倶楽部」の2000種類以上の商品からお好みの商品を選ぶことができる。この3月末の優待、配当を確保するための買付期限(権利付最終日)は3月29日になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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