大手商社株が軒並み最高値を更新、資源市況高に加え3月期末配当妙味も

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■金属、穀物などの高止まり続けば中期的な業績押上げ要因の見方

 3月25日、取引開始後の東京株式市場では、伊藤忠商事<8001>(東1)、丸紅<8002>(東1)、三井物産<8031>(東1)、三菱商事<8058>(東1)が上場来の高値を連日更新し、住友商事<8053>(東1)は2007年以来の高値に進むなど、大手商社株が軒並み続伸基調となって高値に進んでいる。

 原油や非鉄金属、穀物などの資源市況がロシアのウクライナ侵攻を受けて大きく水準を上げ、業績押上げ要因になるとの見方が強まっているほか、住友商事は3月期末配当予想を従来予想の1株45円から65円の予定(前年同期比30円の増配)と2月上旬に発表済みなどで、配当狙いの買いも増幅と見られている。この3月末の配当や優待を確保するための買付期限(権利付最終日)は3月29日になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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