長谷川香料が戻り高値に進む、第1四半期好調で円安による上乗せの期待も

業績でみる株価

■1Qは米国子会社64%増、中国子会社25%増など海外好調

 長谷川香料<4958>(東1)は3月25日、再び出直りを強め、午前10時を過ぎては2610円(80円高)前後で推移し、今年1月14日以来の2600円台に復帰している。第1四半期(2021年10~12月、1Q)の連結営業利益が前年同期比60.0%増加するなど業績が好調だった上、このところの円安進行による上乗せの期待も出ているもようだ。

 この第1四半期(2021年10~12月)は米国子会社の売上高が新たに連結化した会社も含めて前年同期比63.8%増加し、中国子会社は同25.2%増加、マレーシア子会社も同35.9%の増加し、連結決算は営業利益が同60.0%増加した。9月通期の連結業績予想は、営業利益を前期比11.2%増の76.3億円とするなど、各利益とも連続で最高を更新する水準を想定する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る