クリーク・アンド・リバー社が2月決算の見通しと配当予想を上方修正、営業利益は前期比39%増の見込みに

ビジネス 万年筆 メモ

■ともに今期2度目の上方修正、期末配当は前期比4円増の20円に

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は3月25日の15時に2022年2月期通期連結業績予想の修正(再上方修正)と2月期末配当予想の増配を発表した。ともに今期2度目の上方修正。決算発表は4月7日(木)に予定している。

 2022年2月期は、DX(デジタルトランスフォーメーション)化のさらなる推進などにより生産性向上及び業務効率化が進展し、クリエイティブ分野(日本)、医療分野を中心に、プロフェッショナル領域におけるプロデュース事業、エージェンシー事業、ライツマネジメント事業が着実に伸長。あわせて連結を構成する16社中14社が利益向上を果たした。第2四半期累計期間における利益の上振れ分の一部を、第4四半期に既存事業の伸長を狙いとした広告宣伝費に投下したが、事業が順調に進展し、売上高、各利益項目が前回予想を上回る見通しとなった。

 こうした推移を受け、21年9月に公表した通期連結業績予想を全体に上方修正し、売上高は従来予想を1.2%上回る418億円の見込み(前期比12.0%増)に、営業利益は同6.3%上回る34億円の見込み(同38.9%増)に、親会社株主に帰属する当期純利益は同12.8%上回る22億円の見込み(同33.6%増)に、各々引き上げた。

 また、2月期末配当(期末一括)は今回の通期業績予想の上方修正を踏まえ、前回予想から1株当たり2円増配し、20円に修正した。前期比では4円の増配になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る