■4月開催の展示会出展に合わせ「ZIKU」でも開催
シャノン<3976>(東マ)は3月30日、次第に強含む相場となり、午前10時過ぎに1539円(61円高)まで上げて再び出直りを強めている。29日付で、4月に開催される「第31回Japan IT Week春」(4月6日~8日、東京ビッグサイト)への出展に合わせて、同社グループが運営するメタバース型バーチャルイベントサービス「ZIKU」でもイベントを同時開催すると発表しており、メタバース事業への取り組みが再認識される形になっている。
メタバース型バーチャルイベントサービス「ZIKU」は、3D空間上でアバターを使ったバーチャル展示会などを開催できるバーチャルイベントサービス。3月25日には、これを運営する子会社の(株)ジクウが「全省庁統一資格」(各省庁における物品の製造・販売等に係る一般競争(指名競争)の入札参加資格)を取得したと発表した。 株価は2月につけた1159円を下値として出直り傾向を続けており、そろそろ4月締めの第2四半期決算への期待も上乗せされてくるといった見方も出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)