トリドールHDは後場一段と強含む、高騰する小麦粉でなく米粉のミーシェン(米線)料理店を31日開設
- 2022/3/30 13:39
- 材料でみる株価
■全体相場が重く業績好調な銘柄の選別買いが波及の見方
トリドールホールディングス(トリドールHD)<3397>(東1)は3月30日の後場一段と強含んで始まり、13時にかけて2446円(46円高)まで上げて2日続伸基調となっている。3月25日に期末配当予想を前期比5円増の7円50銭と発表したため業績動向への安心感があり、全体相場をみるとTOPIX30ポイント安、日経平均400円安など、ロシア・ウクライナ協議が進展と伝えられたにもかかわらず重いため、好業績株を選別買いする動きが同社株にも波及してきたと見られている。
また、3月31日に香港で人気No.1のヌードルチェーン店『譚仔三哥米線(タムジャイ サムゴー ミーシェン)』の日本1号店を東京都新宿区に開店すると同月中旬に発表しており、ロシア経済制裁で高騰する小麦粉ではなくビーフン(米粉)のミーシェン(米線)を用いた料理天の展開に期待する様子もある。発表では、2号店を4月14日に東京都下の吉祥寺に開店し、3号店は4月21日に東京都渋谷区恵比寿に開店するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)