東芝は6%高で始まり急反発、米投資ファンドが買収検討と伝えられ思惑強まる

銘柄フラッシュ

■日経平均300円安など全体相場が冴えず投機資金が集まる

 東芝<6502>(東1)は4月1日、取引開始から12分間、買い気配をセリ上げて6%高の4943円(293円高)始まり、TOPIXや日経平均の下げに逆行高となっている。「米投資ファンドのベインキャピタルが東芝の買収を検討していることが、31日わかった」(日本経済新聞4月1日付朝刊)と伝えられ、3日ぶりの反発基調となった。

 報道によると、「筆頭株主のエフィッシモ・キャピタル・マネージメントは、ベインが東芝にTOBした場合にエフィッシモは保有株全ての売却に応じることや、ベイン以外の第三者のTOBには応じない内容を含む契約を結んだ」とされ、今後の推移が注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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