大阪チタニウムが高値を更新、非鉄市況と円安など踏まえ業績上振れ期待

■2月初に需要回復と円安を要因に業績予想を増額修正

 大阪チタニウムテクノロジーズ(大阪チタニウム)<5726>(東1)は4月1日、再び上値を追って始まり、取引開始後は5%高の1513円(75円高)まで上げ、4日ぶりに昨年来の高値を更新している。チタンやアルミ、ニッケルなどの国際市況がこの一両日再び値上がりしている上、2月初旬に需要回復と為替の円安基調を要因に業績予想の増額修正を発表しており、その後一段と円安が進んでいることなどを踏まえて注目する様子がある。

 業績予想の増額修正では、2022年3月期の連結業績予想について、「売上高は、チタン事業におけるスポンジチタン需要が段階的な回復基調であることや為替相場が円安基調で推移したこと等により前回予想に対して増収となる見通し」とし、従来予想を12.5%上回る270億円の見込みとし、各利益は赤字縮小の見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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