【株式市場特集】新たな有力テーマに「メタバース」が急浮上、テンバガーが出るか注目

■「メタバース」の市場規模は7833億ドル(約90兆円)へ

 インターネット上の3次元仮想空間「メタバース」が市場のテーマとして急浮上している。コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された、現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービスをいうが、その市場規模は米総合情報サービス大手ブルームバーグL.P.の試算によれば、ソーシャルメディアやライブなどの周辺業界も含め2024年には7833億ドル(約90兆円)に膨らむという。

 マイクロソフトが今年1月に大手ゲーム会社「アクティビジョン・ブリザード」を約8兆円で買収すると発表。メタバース運用に必要なゲーム技術、クラウド管理技術を獲得する動きと見られており、M&Aの対象になるような銘柄を探せとのムードが高まっている。

 4日の東証プライム市場では、ブイキューブ<3681>(東証プライム)が10.00%上昇。同社が米国NFTメタバースのスタートアップ企業Anifieへの出資と日本国内でのサービス展開を開始することが見直されている。また、グロース市場ではシャノン<3976>(東証グロース)が6.56%上昇。同社が「第31回 Japan IT Week 春」出展に合わせて、メタバース型イベントサービス「ZIKU」上でもイベントを同時開催することが材料視される等「メタバース」に関連するニュースに市場はポジティブに反応している。

 また、グリー<3632>(東証プライム)が連日高値、ホットリンク<3680>(東証グロース)が5連騰する等、四季報春号で「メタバース」に関する記述のある銘柄に底上げ機運が高まっており、物色の裾野が広がりつつある。「メタバース」は為替変動や資源価格の動向等の影響を受けにくいテーマでもあり、これに関連する銘柄からテンバガー(株価が10倍以上に跳ね上がる銘柄)が出るか注目すべきだろう。(信濃川)

【主な「メタバース」関連銘柄】

 フィールズ<2767>(東証プライム)、シーズメン<3083>(東証スタンダード)、グリー<3632>(東証プライム)、ホットリンク<3680>(東証グロース)、ディー・エル・イー<3686>(東証スタンダード)、CRI・ミドルウェア<3698>(東証グロース)、カヤック<3904>(東証グロース)、シャノン<3976>(東証グロース)、エーアイ<4388>(東証グロース)、サイバーエージェント<4751>(東証プライム)、エスユーエス<6554>(東証グロース)、ポート<7047>(東証グロース)、バンダイナムコホールディングス<7832>(東証プライム)、凸版印刷<7911>(東証プライム)、任天堂<7974>(東証プライム)、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>(東証プライム)、カプコン<9697>(東証プライム)、コナミホールディングス<9766>(東証プライム)。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

最新記事

カテゴリー別記事情報

     

    ピックアップ記事

    1. ■NTTやKDDI等が高値更新  4月14日の東京株式市場では、情報・通信業は3営業日続伸し…
    2.  リズム<7769>(東証プライム)は4月13日、リズム史上最大の音量を実現した大音量電波デジタル…
    3. ■発行済み株式の過半数を取得  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)は4月5日、米国大手ス…
    2022年7月
    « 6月    
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
    IRインタビュー 一覧

    テンポイノベーション・原康雄社長 アルコニックスの竹井正人社長 JPホールディングス・古川浩一郎社長に聞く Eストアーの石村賢一社長に聞く アイビーシーの加藤裕之社長に聞く ピクスタの古俣大介社長に聞く メディカル・データ・ビジョンの岩崎博之社長に聞く ヨコレイの西山敏彦社長に展望を聞く 平山の平山善一社長に近況と展望を聞く アンジェス MGの山田 英社長に聞く CRI・ミドルウェアの押見正雄社長に聞く 京写の児嶋一登社長に聞く

    アーカイブ

    「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
    また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
    ページ上部へ戻る