アステラス製薬が逆行高、研究開発費6割増報道など受けディフェンシブ買い強まる

株式市場 銘柄

■7日は時価総額7兆円を計画と伝えられ注目集まる

 アステラス製薬<4503>(東証プライム)は4月7日、時間とともに上げ幅を広げ、午前10時過ぎには5%高の1993.0円(95円高)まで上げて出直りを強めている。日経平均が500円安の中で、医薬品株はディフェンシブストックとされて買われる傾向がある上、このところ、「26年3月期の研究開発費6割増、先端分野投資」(4月5日配信の日経速報ニュース)、「時価総額7兆円計画」(同4月7日)などと伝えられ、他の薬品株よりもディフェンシブ買いが強いと受け止められている。

 研究開発費については、「2026年3月期の研究開発費を21年3月期比で56%増の3500億円程度まで引き上げる。金額ベースでは過去最高になる見込み」などと伝えられ、注目し直される様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る